今年初の食事。店内、男男男男男。コンビニに寄る。元旦の店員は男。夕食、すき焼きが食べたいから吉野家に入る。店員は男。客も同じく。せせこましい席とレジ。大概そうである。クリスマスと年末年始。男が職につく。それも若い男が。そして女は家庭行き。男男男男男の公共空間。男子便所は臭かった。掃除する暇もなく街は忙しい。思い出す。女子中学生として私は男男男男男の間に入った。牛丼を食う。食べたいからそうした。紅一点と呼ぶにはあまりにも街は曇っている。10年前もそうだった。明日もそうだ。明後日は違うのか。
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本を出してくださりありがとうございます。
出版に協力してくださった皆さんにも感謝申し上げます。
日付が変わってしまったので一昨日(12/31)読み終わりました。
よろしければ感想はしばらくお待ちいただければ幸いです。
さて、私は昨日午前3時に家を出て25㎞余り先の目的地へテクテクと歩き出しました。
歩き出してすぐに雪がちらつき、今年初めての雪が綺麗でした。
方向だけが分かっている道を進んでいると、やがて新聞配達の人々が街にあふれ、途中でコンビニによらせていただいたりして、男も女も正月から働いている事を改めて(自分も昔は正月のない仕事をさせていただいていました)実感し勇気づけられました。
途中何度もくじけそうになりながら、町にだんだんと人が増え、初もうでの姿を横目にしつつ、太陽が昇り、青空が広がり、猫が大通りを横切り、鳩が私を避ける為に早歩きをし、町ってすごいな孤独じゃないんだなと感じられました。
むしろ孤独を感じたのは目的地である教会にたどり着き、空が曇りはじめ、石のベンチに腰を下ろし礼拝が始まるのを一人で待っている時のほうでした。
しかし、20年ぶりくらいに顔を出した私のことを覚えていた人々が何人も礼拝の後に声を掛けてくださり、気恥ずかしい思いをしつつ、意外と孤独ではなかったんだなと思い知らされた元旦でした。
思いっきり身バレして焦ったけれども、嫌な思いをせずに済んだのはたまたまだったのか、中途半端な恰好のせいだったのか、社会が変わってきたのか、単に恵まれていたからか、マスクのおかげだったのか私にもわからない。さとみ