トランス男性が出産するにあたって被る困難

私がリアルにそういう目に遭った際にはおそらく特定されるような事態を避け、一人で抱え込むだろうから先に書き出す

・ホルモンバランス不良による体調不良（男性ホルモン減少による倦怠感、相対的な女性ホルモン増加による身体不良・生理の復活）

・男性ホルモンシャワーを浴びた胎児への影響

・ホルモンバランス不良による著しい体調不良によってパートナーに捨てられることの恐怖

・ホルモンバランス不良による著しい体調不良によって自分と胎児が亡くなることへの恐怖

・それによってパートナーを孤独にすることへの不甲斐なさ

・金銭的な不安

・金銭的な不安によって（仲がいいとは言い難い）親族へ頼ることへの情けなさ

・埋没生活を守るため転職の可能性

・埋没生活を守るため引越しの可能性

・埋没生活を守るのであれば産休育休を利用できないことの不利益

・あるいは、強制カミングアウトによる不利益

・実生活で頼れる相手が極めて少ないこと

・産婦人科を受診できるのかどうか

・私が出産しながらも父親（＝産まない性）役割を負うことの困難

・パートナーが母親（＝産む性）役割を負うことの困難

・戸籍変更できない不都合を特例法が改定されない限り負い続けること

・出産後に男性ホルモン投与を再開した際の身体不良に耐えること

・子供への説明責任

そういえばミスジェンダリングもそうだが、私は“そんなこと”が二の次になるくらい他のことがよほど心配らしい